直営・フランチャイズを合わせて約80店舗もの衣料品リサイクルショップを展開している黒川支部長。

中心道では「武術」黒帯、高砂支部「蜻蛉塾」塾長、そして「Dynamic 闘魂塾」(※)ではキャプテンを務めるなど、「社会的成功」と「人間的成功」の両方を体現されています。

中心道に入門して変化したこと、そして、ご自身の「中心の道」とは。

※中心道「Dynamic 闘魂塾」・・・キックボクシングのトレーニング並びに試合出場を通じて「戦う経営者の背中を魅せる」ことを目的とした中心道のカリキュラム

心身ともに「健康」に。これが一番の変化

中心道に入門して一番変わったと思うこと。

それは「健康になったこと」です。

入門前の私は、身体も心も動かさず、脳みそばかりを使って生きていました。

振り返ってみると、身体・心・意識が全てバラバラ、別々に存在しているような状態だったと思います。

須田創始はよく「身・口・意の一致」とおっしゃいます。

身体、心、意識、人としてのあり方などをバラバラに学んだとしても、なかなかつながらない。

でも、心や意識のありようは身体に出ますし、中心道で繰り返し言うように「身体が変われば、思考が変わる」のです。

本当は、全てつながっています。

だからこそ、ありとあらゆることを全方位的に、統合して学び、経験させて頂ける中心道という場が本当にありがたい。

そう思っています。

「自分が正しい」から、「みんなに任せる」へ

私の場合、頭ばかり働かせていて、人としての「仁義」や「義理人情」が欠けている、という自覚がありました。

それを学ぶには、実際に体現している人と一緒にいるしかない。

だから、私は中心道に「自分を人間にする」という決意で入門しました。

とはいえ、自分自身にその感覚が身に付き、変化を感じられるには、それ相応の時間が必要です。

私の場合、少なくとも5年はかかりました。中心道の学びは繰り返すことと、継続することでさらに深まっていくものだと思います。

入門後の大きな変化としては、一緒に働く社員を信頼できるようになったこと。

以前は「自分が一番できる」「自分が正しい」と無意識で思っていて、それが言動に出ていたかもしれません。

今は、それぞれの現場ではどう見ても社員の方が力を発揮できるし、事業を大きく成長させられると確信しています。

中心道で自分自身の「中心」を見つけ、集中していくと、本当に自分が「やるべきこと」がわかります。

そうなると、自分の得意・不得意はもちろん、相手の長所も自ずと見えてきます。

だからこそ相手を信頼して、任せられるようになったのです。

「生かされていない人財」を活かしていく

「活かされていないものを活かす」。

これが、私が目指す究極のゴールです。

そして、それは「自分で自分を活かせる人を増やす」ことによって実現できる。そう確信しています。

本当に自分自身を理解し、自分を活かし始めた人間は、自ずと周りをも活かそうとします。

現代社会の中で「活かされていないモノ」が多くあるのは、「活かされていない人財」が多くいるからだと私は考えています。

だからこそ、事業と中心道の両輪で、より自分を活かせる人が増えていく仕組み、組織、教育体制を創っていく。

そうすることで、より多くのモノ、エネルギー、サービス、そして「人」が活かされていく世界を実現する。

これこそが、私の「中心の道」です。